フランスに行ってきました3
役者がアップするごとに、一人一人にこうした打ち上げを開いてくれます。
僕は、監督の主催と制作部の主催で、二度もしていただきました。
集合写真が撮りたいと、監督に話したら、一瞬にして、みんなを集めてくれました。
チームワークのすごさに再びビックリ、仕事以外でも監督の言うことを最優先で
実行しようとします。
テーブルの上には、寿司に日本のビールに酒が、用意されています。
先日、日本でこの映画の同窓会みたいなのをやりました。皆さん忙しい中、見事全員集まりました。撮影が終わった後、集まる事って他の仕事では、なかなか、実現しない事なんですけど、すごいことです。しっかり、チームワークができてしまったって感じです。むかし、サッカーをやっていたときも、このチームワークが、スポーツの魅力だと思っていました。小劇場で、よい舞台を支えるのもチームワークだと、思っていました。そして、今、思ってもいませんでした。この現場で、フランスで改めて学びました。原点に返ったような感覚です。映画もチームワークだって!、総合芸術なんだって事!だから、魅力ある仕事なんだって事!感動できるんだって事!
この映画の評価は、来年くだされるでしょう。でも、僕たちの心の中では、もうすでに、一つの賞を自分たちの中にそれぞれ見いだしているようです。例え、世界で、全然評価されなかったとしても、だからだめな作品だとは、だれも思わない。そんな、自信が、チームアランには、芽生えているような気がします。セザール賞を七部門、独占したことのあるチームです。そうやって思って、上の写真を見ると、なんかみんな自信に満ちた顔してませんか?一人一人が、自信を持って自分の仕事をしている。良いプライドを持っている。日本では、個性と個性が、ぶつかり合って、ギスギスと音を立ててぶつかり合う。いわば、けんか腰な現場が、プロっぽかったりするんですけど(これって、僕の偏見?)、個性と個性は認め合って、共存する!目標は、相手の個性をつぶすことではなくて、相手の個性をより生かして、いかに同じ表現に向かっていくか、それこそがプロの現場じゃないかって。そんなことを思う今日この頃なのですけど・・・あー、また、偉そうな事を書いてしまった。ごめんなさい。まだまだ、現場には新しい発見が、いっぱいありますね。!