俺にさわるな
横浜の野毛地区映画プロジェクト第一回作品に出演させて頂きました。
この映画で街おこし!なんて、そんなそうだいな企画ではないと思いますが、とりあえず、野毛地区を舞台にして映画を撮っていこう!というプロジェクトですね。
かくいう僕は、野毛どころか、横浜生まれでも、横浜育ちでも、横浜に住んでいるわけでもなく。どちらかというと、通りすがりの観光客に近いのですが・・。
まあ、それでも通っている回数は、かなり多いので、良いでしょう。
地域密着型なだけあって、出演の待機で喫茶店に入っても、すぐに「映画撮ってるんだって?」って声をかけられます。
厳しい意見やら、励ましの言葉やら、自分も参加したいという有志まで、いろいろです。
僕の役は、というと、牧師さんです。と言ってもかなり、いい加減な人物設定です。たぶん、そうはいっても、肝心なところでは、びしっと、締める人のつもりなんでしょうが・・。まあ、僕が演じた結果、たぶん、ただのいい加減おやじですね。(爆)
でも、めずらしく友達にも台本を読んでもらって、1時間ぐらい討論して、やっと役の方向性を決めたんですよ~。
なので、監督さんには、わがまま言って、リハは絶対やってねとお願いしたのと、あるシーンですが、カット割りをしても、演技は、通しでやらせて下さいと、お願いしてしまいました。こういう、注文が言えるのも、嬉しい状況ですね。
今回、参加して、とっても良かったのが、役者さんの層の厚さですね。演技力はさておき、いろんなジャンルから、いろんな年齢の人が、集まりました。休憩時間には、それこそ、大学生の恋の話から、戦争や原爆の体験談まで、すごい幅のある会話をしました。楽しかったです。そして、お互いに仲良く認め合って、みごとに共演していきました。これは、なにげに凄い事だなあと今思っています。それは、そのまま映画の中で、活かされていると思います。若い人と、年配の人達が、ほどよく融合されて、味わい深い作品になったあと、思います。若者が、ぐいぐいと直球で攻める演技に、お年寄りの業界をなめきった老獪さがまざり、良い隠し味となり、微妙なバランスを作り上げます。意外と侮れない、監督ですね。
今回なぜか、カメラを持って出かけてないのです。下の写真は、ラインプロデューサーの阿部さんから提供して頂きました。
ありがとうございます。