無くても良い?

2009-07-26

cafe5

 世界のたけし監督が、言うに。映画とかテレビとか、無くても良い物だから、その世界で、食べていくのは難しい。と何かの番組で、おっしゃっておられました。  もちろんそれは、自分に対する戒めの意味も含めて、の発言だと思いますが、・・・
 勝ち組の人達は、それで納得できるのでしょうが、僕のような、負け組の人からすると、あまりにも厳しいお言葉でありますね。身も蓋もないです。
 無くても良い職業な上に、居なくても良い俳優で、しかも、食べていけてない。って、もう、ほとんどこの世に存在する理由を捜すのが、もう、大変なのです!

 そこで、考えました。逆転の発想です。ニコッ!

 無くても良いけど、あった方が、なんとなく幸せ!

 どうです?良くないですか?うん、これなら、もう少し生きていけるかもしれないです。
 そうやって、考え直してみると、無くてはならない職業って、逆に言えば、ない方が幸せ??
 例えば、警察、医者、弁護士、政治家、・・もし、これらの職業が無くても良い世の中なら、まさに天国、パラダイスですね。そんなとき、さらに生活を豊かにしてくれる物!そう、それが、僕たち役者(怠け者)です。もう、ここまで無理な展開で、いい加減にしろって。
 しかしこんな馬鹿な事書きながら、ふと怖くなりました。いま、あげた、ない方が幸せな、職業に自分は随分頼っているような気がするのですが・・そんなんで、幸せになれるのかなって??変?偏?

 もういっちょ、おまけに、働き蟻の20パーセントは、怠け者だって!その怠け者を、取り除くと、また残りの20パーセントが、怠け者になるんだって!知ってた?だから、役者は、無くても良い職業ではないのでは??

 

 

 


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