プロフィール Profile

近藤康成 Yasunari KONDO (本名:近藤幸介)

国籍:日本
出身:愛知県刈谷市shinjuku
生年月日:1960年8月15日
学歴:国立群馬大学工学部中退
免許:普通自動車
中型自動二輪
趣味:殺陣・所作・フランス語
身長:178cm
言語:日本語・三河弁・フランス語(少々)

*芸歴
1984年自由劇場アクターズジム卒
俳優松山政路師に弟子入り

芸歴書のPDFファイル

自己紹介

近藤康成です。 小学校3年の時に、サッカーを始め、そのあとずーと、サッカー人生。大学2年の時、ふとしたことから、雑誌「ぴあ」のはみだしぴあを読んで、演劇集団「ええじゃないか」を見つける。さっそく、上京しオーディション、持ち前の歌えない、踊れない、喋れない、おまけになまる!を披露。当然、落選。しかし、執拗なねばりとひどい勘違いから、座長以外の人に支持され、入団。林家クーペさん、小坂恭子さんと出会う。林家クーペさんからは、芸能界のいい加減さを学び、小坂さんからは、芸能界の厳しさを学ぶ。2年後には、主役を張るに至るが、意見の相違から、退団。退団のついでに、大学を中退。持ち金が、500円を切ったので、履歴書を持って、渋谷の道玄坂から、歩いて、バイト探し。青山まで来たところで、「カフェプランタン」に行き着く。ここが、実は、芸能一家、松山家の経営する喫茶店であった。さっそく、その場で1000円の生活費をもらい、働き出す。もらいついでに、劇団の授業料を肩代わりして貰って、自由劇場に入る。そこで、持ち前の歌えない、踊れない、喋れない、おまけになまる!を披露。芝居よりも空気を学ぶ。しかし、一年で、クビになる。じゃあ、と言う事で、松山政路師に弟子入り。あっという間に10年、もう、いいんじゃない?と考え独立、以後、色々な事務所を渡り歩きながら、試行錯誤を繰り返す。2002年フランスと出会う。若い頃、100人人がいれば、100人の人が、僕に芝居を辞めた方がいいって助言してくれた。じゃあ、なんで続けてるの?実際のところ、自分にもわからない、ただの怠け者という説もあるが、あえて否定はしない、いやできない。

考え方の起源かな

ブログを書くにあたり、僕の勝手な考え方の押しつけ的なものになるのかもしれませんが・・じゃあ、とういうんで、僕がどんな考え方に影響を受けてきたのかを簡単に説明しておきますね。

子供の頃は、当時は、はやりの鍵っ子でした(笑)。正確には、田舎は鍵なんて掛けないので、鍵は持った事はありませんが・・そんなんで、結構一人で遊ぶ事になれていました。それと同時に空想にふける事が好きな少年時代でした。そして、めだたないまま中学になり、たまたま図書委員になったのが運の尽きで、先生にこれを読めと渡されたのが、亀井勝一郎の本、そしてはまってしまったのが、天野貞祐。そのあたりの本をひどく読みあさり、つまりその哲学の角みにたいなのを囓ってしまったのでした。今、思えば、カント哲学の影響をはからずも間接的に受けたことになった訳ですかね。
これがよくなかったですね(僕にとって)。たちまち世の中の矛盾だの問題点だのが、意識されてしまって、おまけに思春期特有の潔癖症も手伝って、かなり批判的人間になりました(今でもか!)。

そんなわけで、学校は中退するわ、芝居は始めちゃうわで、もう人格崩壊しました~。でも、まだ正義感なんてものが好きで、さらに追い打ちをかけて、あかんですわ。だいたい芸能界に正義感なんて、まったく必要ないというか、かえっって邪魔でしょうねきっと。ある意味、すごい勉強させていただきました。あぁ、演技じゃなくてね・・。すごい人たちですよ、ほんと。尊敬というか畏敬。

そんな時、真っ暗闇のなかに一筋の光みたいにフランスと出会いました。まったく価値観が異なるこの異国の人達。本音と建て前の間で、ゆれる僕に当たり前の事を当たり前のように言う人達。それは、江戸時代の人が、オランダに触れて、蘭学と名付けたように、まさに蘭、華、光、そんな気持ちでした。ゴダールやトリフォーやデカルトや、なんやらかんやら、Je pense, donc je suis. なんてね。いっぱい本を読んだり、映画を見たり、はまりました。

でもね、いつの日かそうしているうちに、どうも、えもいえぬ違和感を感じる瞬間が、あるんですよ。そう、それは、きっと宗教が違うからなんですね。心のどこかで、僕はやはり、自分のご先祖がアダムとイブでは、ないような漠然とした焦りみたいなものを感じてしまうんですね。目の色が違うしね。

そして、やっぱり自分は日本人なんだなぁって、実感してます。日本の考え方や発想のすばらしいところをもっとまじめに考えて行けたらと思ってます。なんか、ネズミの嫁入りみたいな話ですが、結局、今は日本の文化にはまってます。特に、今気に入ってる人は、身体教育研究所の野口裕之先生です。先生の考えは、とっても難解で、まだまだ全然理解できていませんが、それだけに惹かれることが、多い人でもあります。

とザクッと、した流れでした。まったく、毎日猫の目のように、考え方は変わっていくので、このブログに矛盾点も出てくると思いますが、まあ、許して下さいね。日々、進歩してるのか、どうかは別として、まだまだ自分探しの最中であります。あしからず。
 


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