集団心理を目指してみる?

2010-01-31

mando2

 集団心理といえば、かなりネガティブなイメージが強いのですが、このネガティブブログでは、あえて逆に考え直して、肯定してみたりして・・・
 一匹のワンちゃんなら、可愛いけど、野良犬が集団を組んだら、とても危険です。

 よく集団心理というと、個が集団に押しつぶされ流されるみたいなニュアンスに使われますが、ワンちゃんが、多数決したり、人目を気にしたり、流されたりするんですか?

 じつは集団心理とは、個個がたくさん集まった結果なのではなく、ひょっとしたら、もっとダイナミックに個生物から、集団生物への生まれ変わりなのでは、ないでしょうか(*注意*かなり偏った考えです。)

 いやいや、そいういう集団心理もあるのでは、という仮説にしましょう。

 例えば、ミツバチは基本的には、群れで意思を持つと言われています。スズメバチに向かい闘うのは、なにも、個々のミツバチの犠牲的精神とか、愛国心とか、家族のためとか、そういう感覚ではないのでしょう

 白血球が体に入ってきた菌と闘うみたいな感じなのでしょうか?

 おいおい、人間は頭も良いし、考えもあるし人格もあるんだから、そんなわけにはいかんだろう。

 そんな声が、聞こえてきそうです。その通りですね。

 でも、ほんとうですか~それ??ここからは、さらに勝手な仮説ですよ。

 個を捨てる技法を身につけていた日本人は、実はこの集団生物的団体行動を取る事が出来たのでは

 しかも、確実にコントロールもできたのでは、もっと、すごい事は、実はこの行為は、自己犠牲なんて地味な感覚の物ではなく、とてもすがすがしい、爽快感を伴う作業であったのでは

 だから、やめられないのよね。個を捨て、型に入っていく作業が・・・きっと。

 日本人は、今でも国民全体が一方向に流れやすいと思うのだけど、そういう過去がそうさせているのだと思えば、少し気が休まります。か?それは、西洋の人が、もっとも恐れている事なのかもしれないですけどね。どうしても、戦争と結びつけて、考えるように学習されてしまいましたから・・・。

 で、なんで目指してみるの?と言う事なのですが、

 芝居は元来、祭りごと、祀りごと、で政りごとにつながった。

 つまり、個性を主張する舞台も良いのだけど、それは西洋演劇の得意とする分野だから・・・?

 日本人らしく、祀りごととしての舞台もやってみたくなったのです。勝手な思いつきです。

 誰か、賛同してくれませんかねぇ~無理か・・・

 

 

 


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