シルビーおめでとう!
第29回フランス、セザール賞の発表が、昨日ありました。シルビーは、「畏れ慄いて」で、みごと最優秀女優賞を獲得しました!おめでとう!こんなすばらしい女優さんと、少しでも共演できたことをほんとうに幸せに思います。彼女は、この先まだまだドンドン伸びていく女優さんだと思います。いづれ、フランスを代表する女優になるでしょう。ていうか、もうなってるのか!日本での知名度はまだ低いですが・・・、とにかくますます、活躍して欲しいですね。彼女の作品に対するポリシー、取り組み方、集中の仕方、テンションの上げ方、相手役への思いやり、どれを取っても新鮮で、とっても勉強になりました。もちろん、言葉が分からないから、話を聞いた訳じゃないですけど。肌で感じとることって、言葉ではどうせ表現出来なかったりするから、逆に言葉が話せなくて良かったのかも?彼女は、くだらない冗談を、一生懸命通訳させてましたけど・・・。格好いいですねシルビーは、外見じゃなくて、存在が格好いいなー。3月からは、また新しい映画を、同じアランコルノー監督で、撮り始めるようです。この賞は、映画の撮影に弾みを付ける事でしょう。出来上がりが楽しみです。といっても、なかなかフランスの映画は、日本では見られませんが。また、共演なんて事は、奇跡に近いと思いますが、少しでも彼女に近づけるよう俳優に精進していきたいですね。
正直言って、この映画を撮る前は、フランスの事なんて、全然知りませんでした。「芸術の都パリ」なんて、笑っちゃうような言葉があったけど、今は、真剣にマジ?って言えるかも。日本にいて、日本の社会で生活して、日本人と話してると、行き詰まる事って、あったりしませんか?海外には、日本とまったく違った価値観を持った国があったりして、笑う事が出来ますよ。視野を大きく持つというのは、こういう事を言うのかな?