35mmフィルムカメラによる映画製作体験

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 先日、横浜アートプロジェクトさんの活動に参加させて頂き、横浜の中区にある吉田中学校で、職業体験行事の一つとして映画製作体験を行いました。実際に35ミリのフィルムをまわしながらの撮影実習という事で、かなり豪華な内容だったと思います。子供達より、大人の人たちのがビックリしてました。出来上がりも当然、普通の所では、見られないので、映画館で上映会をする予定です。すごい!
 カメラの前で、記念撮影!左から、桜庭幸子さん、古澤敏文さん(映画プロデューサー「白痴」など)、奥野月琴さん、僕です。

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←撮影監督のの村川聡さん(ホワイトアウトなど)と助手の板倉さんです。↑カメラは、20キロは有るそうです。

 この日は、古澤さんが、だいたいの内容を生徒にレクチャーして、撮影に入りました。出演したい、生徒さんを集めて、ストーリーを考えて、ああしようとかこうしようとか・・現場で試行錯誤、みんなで意見を出し合って、撮っていきました。実際の現場では、考えられませんが(プロデューサーと意見を交わすなんて事もないでしょう)、これ、結構楽しいですね。最初は、とまどっていた生徒さん達も、自分達の役割が、解ってきたら、とっても生き生きと仕始めました。一人一人の個性もよく見えて、新鮮でとっても良かったと思います。映画作りの原点みたいな気がして、子供達以上に楽しませてもらいました。生徒さん達には、色々と教える事もあるけど、学ばせて貰う事もいっぱいありますね。
eitaiken3←村川さんに、照明の確認をしてます。役者は、普段こういう事出来ませんから。面白いです。
 35ミリが実際回ると、身が引き締まりますね。ビデオで、撮られているときよりも、しっかりやらなきゃという気持ちが強くなります。役者って、やっぱ、気分屋なのかもね。そういう事に左右されていたのでは、いけないんだけどな。まあ、そんな、メンタルな仕事なんですよ。中学校の皆さん、ありがとう!でした。

 

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