プランタン
プランタンと言えば、フランス語で春という意味。語源でいくと、プルミエ、トン、つまりはじまりの時と訳すのでしょうか?そう、春には、いろいろな新規事が、はじまります。ところが、今年は、なかなかそんな陽気な気分になれない。震災と原発のおかげでしょうか・・・
前回奇しくも、ポジティブ思考の人は、ネガティブな状況を欲しているんじゃないかって
ひどいことを書いてしまいましたが。。 そして、こんなことになろうとは、・・
実際、震災から、水を得た魚の様に活動的になる人やら、僕の様に動けなくなってしまう人やら
いろいろですね。僕の場合は、怠け者なので・・参考になりませんが・・
しかも、先週、近所に住む僕の友達が・・アパートで亡くなっていました。
震災以来、連絡がつかなくて、、どこかに逃げててくれればいいねって、話してましたが
まさか・・言葉もありません。精神的に追い込まれてるのは知ってました。・・
しかし、なにもしてあげられなかった・・
会うときは、いつも満面の笑顔で「元気っ?」って、
そんなにポジティブな人を装わなくてもいいのに!・・・
それにしても、俺はいったい何をしてんだろう
僕たちは、友達のふりをした、加害者だったのかもしれない。
プランタン、何かをはじめるとき、それが今だとするならば
気持ちは、どう切り替えるのか、いやそもそも切り替える必要性は、あるのか否か
現実は、起きたことばかりだが、不安も希望も、じつは実際には起きてない未然形の話だ
そんな、得体の知れないものに振り回されるのも、ばかげた話である。
しかし実際は、気持ちがひきづられっぱなしなのである。
そもそも、精神力で乗り切ろうとするから限界があるのかもしれない。
やはり、ここはひとつ身体に自分をゆだねるしかないのかもしれない。
身体は、不安や希望を抱かない、そして、僕たち以上に情報を持っている。
己を捨てて、身体の欲するところに、我が身を置くべきなのだろう
そのための型であるし、日本人としてのDNAが、きっと助けてくれるはずである。
震災という外圧に、反応するのも人生だし、
この逆境を、あえて断ち切って日本人として帰依する。チャンスの時なのかもしれない。
プランタン、何かをはじめるとき、それが今だとするなば、
実は千載一遇のチャンスの瞬間かもしれない。
もちろん、そんなことすら言える状況に無い方々がたくさんいらっしゃることは、わかってます。
ごめんなさい。
今の、僕の勝手な状況下での話と言うことで・・・