卒業制作2011・日藝堀越組
昨年、3年生の実習に参加させて頂いた関係で、今年はみなさん4年生ということで、卒業制作に呼んで頂きました。ありがとうございます。
卒業制作なので、時間も長めになり、どっしりとしたストーリーが展開されます。
堀越監督は、口数が少なく、あまり説明とかしないのですが、いつも「う~ん」とか唸ってます
きっと、頭の中でいろんなアイデアとか、映像とかが浮かんでるんでしょうね。
前半はカット数が多いと思うのですが、クライマックスで8分のプランシークエンスがあります。
ホテル内で、カメラマン(根本)さんが、ハンディで撮り続けます。
エディットピアフの映画La momeを彷彿とさせるような場面です。(そんな壮大ではない)
あちらは、4分47秒だから、時間は勝ってる、が僕の芝居は恐ろしく負けてます。(比較すな)
得てしてこういう場合、運動会になりがちですが、監督さんから「めりはりをつけろ!」
と引き締めて頂きました。
僕は、堀越監督の昨年の作品を見てないのですが、かなり雰囲気のある映画を撮るようです。
それに合わせて、主役の若者二人も、雰囲気のある俳優さんで、すごいですよね。
どうやら、思うに、森田健作のドラマとか、水戸黄門とか見て育った世代の我々と根幹が違う
とうとう、演技の質にまで、ゼネレーションギャップを感じてしまうところまで来たか
二人のパステルのような、綺麗な色彩に、おじさんのよどんだ不透明色をまぜた感じです。
どんな、汚い色にできあがったか、楽しみでもあり、恐ろしくもあります
まだ、夏休みも始まったばかりなので、準備は直前まで試験だし大変だったと思います
逆に良い面は、みなさんまだまだ体力があまってます。寝てない度数が少ない
来月末は、田原組に参加予定なので、そのへんの違いが、楽しみです。
みんな、真っ黒になってるんだろうな~
ほんとうに、貴重な作品に携わらせて頂き、感謝感謝です。
影でこそこそと試してみたことや、出来なかったことなど、色々勉強にもなりました
将来楽しみな、若者ばかりで、いやーほんとに映画って良いですね。