Archive for the ‘自分ネタ’ Category

チャンスの逃し方あれこれ

2013-11-30

sawaguchi

 随分若い頃の話ですけどね、
 沢口靖子さんが初めて舞台を踏むときに、どういった経緯でそうなったのか
 まったく忘れましたが、なぜか色々教えてあげて下さいという係になりました。
 お陰様で、とっても楽しい思い出深い作品になりました。
 ところで、話はそういうことではなくてですね。
 当時、僕の所属していた事務所では、徹底して僕を売り込まない方針(スパルタ?放置?)
 でしたので、香盤表(役者の番付みたいなやつ、出番の一覧表です)が常に最下位でした。
 ですから、当然セリフのあるような役は、決して回ってこないわけですが、
 僕の真面目に芝居に取り組む姿勢や努力は、見ている人は見ているのですね。(自画自賛)
 ていうか、どう考えても僕のが芝居できるでしょう的な人はいっぱいいるわけですけどね。
 でなかったら、沢口さんの担当とかにしないでしょう。笑
 そして、この公演で、豪腕舞台監督が僕を呼んでこう言いました。

 「おまえの出るシーンなんだけど、転換が間に合わないから幕前で適当に芝居をして、
 幕が開いたら、自然に沢口さんに芝居を渡して欲しいんだ。」

 僕は、稽古場で中堅の女優さんをつかまえて、芝居を適当につくりました。
 演出家は、泣く子も黙る平岩弓枝先生です。(蜷川さんよりもかなり怖い!内緒ですが)
 当然、烈火のごとく怒られるだろうと思っていましたら、
 なぜか、ニコニコしながら、

 「あなたもたまにはセリフしゃべりたいわよね。」だって。

 このとき演出部から、セリフを増やさないようにときつく指示をうけました。
 いやその、あともう一言いうと僕の役はおちができるのですが。。。。
 まあ、いいや本番の楽しみにしておこう

 そして、本番、いろいろと難しいものです。
 まず、僕は見てくれが正当派すぎる(自画自賛ふたたび)そして、堂々としすぎる(ボーッとしてるだけ)
 おかげで、僕はこの芝居の主要なキャストとして、このあとも沢口さんと話が進むと
 お客さんに変な誤解を与えてしまった。僕は、ただの通行人ですから、もちろん二度と出てきません。笑
 そして、例の一言を言いたくなった。で、ある日、言ってみた。
 結果は、予想外の大爆笑、いやそんなに受けるとは想像してなかった。
 当然、普段笑いのないシーンの大爆笑ですから、演出部の総チェックが入りました。爆

 この時、花登筐先生のお弟子さんが(何故かこの人も僕を評価してくれてた貴重な先輩)
 教えてくれました。

 「近藤君、こういうセリフは、最初はお客さんにも聞こえないぐらいの小さな声で言うんだよ
 それから、毎日、場に馴染ませていくんだ。そうすれば気づかれること無くセリフは、増えるんだよ」

 へー、含蓄の深いお言葉ありがとうございます。勉強になりました。

 こうして、僕の役は、すごく立派な役へと成長を遂げたのです。そして、チャンスは終わります。
 僕の功績はしっかりと台本に記されました。おかげで、僕の様な香盤の低い人が
 決して出来るような役ではなくなってしまったのです。そして再演の折には出演もできませんでした。

 続編

 豪腕舞台監督再び!今度は、すでに台本に書かれている重要な役
 オーディションするから、覚えてこいと言われ、指定の稽古場へ

 演出家はこれまた、泣く子も黙る石井ふく子先生だ~~。なんと、稽古場は演出部と僕と大山克己さんだけ
 わざわざ、お集まり頂いたわけですね。かなり異例な事だと思います。
 そして、芝居をする。長い沈黙

 舞台監督:「先生どうでしょうか?」
 石井先生「納得はしないけど、あなたが彼で行くというなら反対はしない」

 おお、それはひょっとしてOKですか?それは、すごいすごい、そして、チャンスは終わります。
 稽古初日、香盤表が張り出されます。そして僕は・・・・・・、通行人。爆
 そして豪腕舞台監督さんと目があわない。何故????理由が知りたい~~。。

 芝居もなかびを迎える頃、酔っ払った舞台監督が僕の部屋にやってきました。
 土下座する勢いで、すまんと一言、謝りました。いままで顔も見られなかった。
 でも、どうしてですか?
 石井先生は、結局嫌だったんですか?
 違う。先生はOKだったんだよ。問題はプロデューサーなんだ
 近藤の様な香盤表が最下位の者にどんなに演技力があってもこの役は、渡せないとのこと!
 ほんとうに申し訳なかった。。。

 香盤表は、お相撲と違って、自分の努力では上がったりはしないようです。

 若い頃、チャンスは必ずやってくるから、その時のために努力しなさいとよく言われました。
 たぶんその通りだと思います。もちろん、努力だけではどうにもならないことがたくさんあります。
 しかしまったく、いつどこでどんな風にやってくるのかわからないチャンスのために努力することは
 とっても空しいことでもあります。
 だから、普通は自分を信じること、絢香さんの I believe ですか?が大事という訳ですね。
 けど、これは少しアメリカっぽいかな?
 僕は、チャンスって自分が積み上げてきたことに従って、訪れるのかなって最近は思います。
 だから、チャンスが着た時に後悔しないように努力しなさいというよりは、
 チャンスが着た時は、それにふさわしいところに居ると思ったほうが良いような気がします。

 そして、チャンスなんて来なくてもちゃんと進んでいけることが大切なんでしょうね。
 つまり、まったくチャンスなんて無いのに向かっていく覚悟が必要なんでしょう。
 これは、自分を信じるのと同じ事の裏返しで、とても日本っぽくなるわけですね。

 チャンスは、来る。それをつなげるのには、実力がいるというわけです。
 つまり僕には、まだこの実力が欠けているようです。と自己分析でした。
 演技力と実力は違うものです。ここテストにでますから、若い人は気をつけて下さい。笑

 

伝ふプロジェクト始める

2012-12-31

KYOTO~1

 伝ふプロジェクトを始めました。HPは、http://tutahu.com/ です。
 具体的に、色々始めたわけではありませんが、徐々に仲間を集めたいと思って
 とりあえず、一歩踏み出してみた、という所です。
 身体教育研究所という所に通い始めて、なんだかんだと8年が立ちます。
 ここでの稽古内容にかなりの衝撃を受けまして、なんじゃこっりゃー状態です。
 とはいえ、何かを習得する所には、まだまだまったく至っていないと思います。
 ただ、自分が信じて学んで来た演劇という分野に関しては、
 それなりに感じることも多いわけで、
 しかし、その常識をみごとに足もとから覆されてしまったわけです。
 最初は、かなり落ち込みました。30年近く演劇をしてきた葛藤もありますし。
 もう、人生をやり直すわけにも行かないわけだし、完璧な手遅れですし。
 才能の無いことが、これでもかと突きつけられたわけです。
 でもそれを認めないと、最初の一歩も始まらないわけですから、
 この絶望感というのは、なかなかの味わいがあります。涙
 でもこの絶望感のとなりにあるものが、吾唯足知をという言葉のような気がしました。
 僕の場合は妙によりどころになったのです。
 自分の未熟さ、出来なさ、力のなさ、才能のなさ全てが、この言葉が助けてくれるのです。
 単なる言い訳なのかもしれませんけど、
 いや、たぶん言い訳をさせてくれて救ってくれているのですよきっと。先人の知恵ですね。
 意味違うだろ!という言葉が聞こえてきそうですが、まあ良いじゃないですか。
 そして、なぜか今度は、どんどん気持ちが楽になってきたのです。
 その転換点は、どこなのかは、記憶にないのですが、気がつけば希望が見えていたのです。
 不思議なんですね。
 才能なんてさっさと見切りを付ければ良いですよ。
 いや、違うな、こういう言い方だと誤解されそうだ。
 結局、未熟で未完成で良くて、それを非難する人は、人生経験の乏しいひと??
 これも、少し暴言かな~。

 まあ、いいや、そんなことどうでも良いでしょ。
 そうそう、才能があるとかないとか、そんなことどうでも良いぐらい
 でっかい目標が見えてくれば、光が差すものですよね。

 前置きが長い!それで、伝ふプロジェクトとは、実はそんなでかい話ではありません。
 なんだよ。
 僕たち役者は、なにか伝えようと思って芝居をするものだと思ってきました。
 だから、どうやったら、色々なことが伝わるのかが、最大のテーマでもありました。
 それで、あーでもない、こーでもないとやっているうちに50歳すぎて疲れてきました。
 それですから、これからは、伝えるのをやめて、伝ふものを探すことにしました。
 だから、勝手に伝わればいいだろう的なものを探すわけですね。よくありませんか!笑

 しかし、今度はこれには仲間が必要なんだって、これまた難しい問題が発生です。
 お金もないのに人集めは、大変な事ですし、大変な時代でもあります。
 こつこつとやってみます。

 ではでは、皆様よいお年を!そして、素晴らしい2013年でありますように!!!!

 

Tauveron films の The blood にちょいと出演して

2011-11-30

blood

 フランスの自主製作映画に出演しました。この写真は、その時の一コマで、監督さんから頂きました
 大塚駅の近くの公園なのですが、日本とは思えいないような綺麗な絵ですね。
 照明も使わず、自然光だけです。光のタイミングを見事に捕らえて撮影してるようです。
 最近、インデペンデントの映画に参加することがしばしばあるのですが
 ここで、フランスと日本の温度差を感じる事がありました。
 少ない出演で、ステレオタイプに語るのは、とても危険ですが・・・
 また、僕という人間が、フランスでの評価と、日本での評価が違うからなのか
 定かではありませんが、ふと思ったことです。
 日本の場合、出演の終了は、人間関係の終了でもあるような寂しさを感じる
 フランスの場合は、撮影が新しい人間関係の始まりのような気になれる
 こんな事は、僕だけが感じたことだと思います。ただ漠然とそう思いました。
 しかし、この希薄な人間関係は、どうにかならないモノかな?
 自分にとって、メリットのない人とは、友達でいられない的な・・空虚感
 距離感の喪失
 ツイッターとかで、つぶやきあうだけが、友達であることの確認であったり
 同じ趣味を持つことだけが、一体感であったり
 SEXと愛だけが、最高の人間関係だという幻想だったり
 差別意識だけが、いろいろと発達してしまって、勝ち組負け組、男女、金持ち貧乏
 老若、有名無名、とかとかとかとか、も~同じ人間でしょうが
 何か忘れてるのかも、大事なことを、僕たちは・・
 同じ釜の飯を食うという言葉がありますが、
 それだけ仲が良くなった間柄のとこですよね
 スポーツ選手が合宿したりするのは、まさにこういう状態にしたいからでしょう
 ふと、思うのです。映画の撮影をして
 同じ釜の飯を食った間柄だよね的な関係になれないのなら
 それは、僕も含めてきっと何か問題がありますよね。
 撮る側と、撮られる側なんて区別してないでさ、とにかく同じ体験の共有すること
 それだけを目指しても良いと言っても過言では、ないかもしれない
 貧乏な僕たちが、輝いていられる瞬間を共有して、みんなから羨ましがられるほど
 楽しくてしょうがないみたな、体験と友達を作らないとだめじゃないのかな
 作品の内容なんて、ものはもはやどうでも良いのですよ。
 そう、あるべきでしょう。いや、そうなったらいいな~
 じゃないといつまでも、誰かに利用されるだけの集団になってしまうよ。
 あ~あ、ちょっと言い過ぎですかね・・

 

 

卒業制作2011・日藝堀越組

2011-08-15

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 昨年、3年生の実習に参加させて頂いた関係で、今年はみなさん4年生ということで、卒業制作に呼んで頂きました。ありがとうございます。
 卒業制作なので、時間も長めになり、どっしりとしたストーリーが展開されます。
 堀越監督は、口数が少なく、あまり説明とかしないのですが、いつも「う~ん」とか唸ってます
 きっと、頭の中でいろんなアイデアとか、映像とかが浮かんでるんでしょうね。
 前半はカット数が多いと思うのですが、クライマックスで8分のプランシークエンスがあります。
 ホテル内で、カメラマン(根本)さんが、ハンディで撮り続けます。
 エディットピアフの映画La momeを彷彿とさせるような場面です。(そんな壮大ではない)
 あちらは、4分47秒だから、時間は勝ってる、が僕の芝居は恐ろしく負けてます。(比較すな)
 得てしてこういう場合、運動会になりがちですが、監督さんから「めりはりをつけろ!」
 と引き締めて頂きました。
 僕は、堀越監督の昨年の作品を見てないのですが、かなり雰囲気のある映画を撮るようです。
 それに合わせて、主役の若者二人も、雰囲気のある俳優さんで、すごいですよね。
 どうやら、思うに、森田健作のドラマとか、水戸黄門とか見て育った世代の我々と根幹が違う
 とうとう、演技の質にまで、ゼネレーションギャップを感じてしまうところまで来たか
 二人のパステルのような、綺麗な色彩に、おじさんのよどんだ不透明色をまぜた感じです。
 どんな、汚い色にできあがったか、楽しみでもあり、恐ろしくもあります
 まだ、夏休みも始まったばかりなので、準備は直前まで試験だし大変だったと思います
 逆に良い面は、みなさんまだまだ体力があまってます。寝てない度数が少ない
 来月末は、田原組に参加予定なので、そのへんの違いが、楽しみです。
 みんな、真っ黒になってるんだろうな~
 ほんとうに、貴重な作品に携わらせて頂き、感謝感謝です。
 影でこそこそと試してみたことや、出来なかったことなど、色々勉強にもなりました
 将来楽しみな、若者ばかりで、いやーほんとに映画って良いですね。

 

 

Tokyo Downtown Cool Media Festival

2010-12-08

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 墨田区でTokyo Downtown Cool Media Festival が開催されました。僕は、のアサヒアートスクエアの会場で、学生映画の司会進行をさせて頂きました。
 今年初めての試みということですが、実は、学生映画祭自体は、横浜アートプロジェクトさんが主催で、
10年近く横浜で、行われていました。
 横浜も、市長が代わったり、政策政党が変わったりで、映画祭なんてやってる場合ではないということで。
 今年からは、墨田区に場所を新たにして、再スタートという事です。
 僕は、第二回で、審査員をして以来、映画をずっと見させて頂いてます。
 僕があんまりしつこく、映画を見に来るので、とうとう今回は司会をつとめさせてくれました。
 上映終了後には、監督さんやら、製作さんやら、出演者さんに壇上に上がってもらいティーチインです。
 最終的には、僕の聞きたいことを質問する訳できっと、内容的には偏ったかもしれませんが
 僕は、大変満足でした。
 見に来てくれた友達いわく、「司会と言うよりは、喫茶店とかでテーブル囲んで話してるみたいだった」と
 はいはい、どうせ、司会なんてやったことありませんから~。司会らしくありませんよ~
 でも、楽しかったです。日大藝術学部の学生さんたちも応援に来てくれたし

 ただ、今回残念だったのは、中国の人たちが、お国の事情で来られなくなってしまったことです。
 会いたかったな~、(可愛い子多いしちがうか)
 でも、台湾の先生とは、お話が出来ました。司会をしてたこともあり、お話がスムーズにできました
 台湾の映画やテレビにも出てみたいな~って、伝わったかな??
 あと、韓国の映画は、質問すればするほど、掘り下げてて感心しきりでした。緻密

 ほんと、アジアをとりまく状況は、複雑だけど、こうした交流に国境は、まったく感じられません
 言葉の壁だけですよね。
 もちろん、考え方や習慣は違います。でも、だから楽しいし認めあえると思うんですよ
 思うに、国同士が争ってることが、馬鹿らしいぐらいに、国民同士が、仲良くなってしまえばよいのに
 そんなことを感じた、週末でした

 

 

夏休みの課題

2010-08-28

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 日本大学芸術学部3年生の夏休みの課題の映画に出演させて頂きました。  監督は、田原毅さん、で題名は、「親愛なる人殺し」です。
 撮影は、秋戸香澄さん、一昨年「俺にさわるな」で、ご一緒しまして、声をかけて頂きました。感謝
 おまけに、僕の大先輩でもある亜南博士さんにも出演してもらっちゃいました。(あとが怖い)
 写真の中央は、僕の奥さん役の西島麻衣さん美

 夏休みの課題ということで、10分の短編です。16ミリカメラでの撮影でした。
 現場には、先生も先輩もいないんですね、初めて知りました。大変だ~
 いつもは、役者なので、製作サイドの事をあまり知らなかったのですが、
 今回は、監督さんや秋戸さんに、色々なお話を聞かせて頂きまして、
 あらためて、映画作るのは、大変なんだなあ~と感心した次第であります。
 みなさん、夏休みとは名ばかりで、休みが9月中旬までに3日ぐらいしか取れないそうで
 あとは、毎日、朝から晩まで撮影撮影の日々のようです。まさに体力勝負ですね
 8月の始めに撮影してましたが・・すでにみなさん真っ黒に日焼けしてたし
 ちなみに、この映画の撮影は、6日間でした。あとは、アフレコが残ってます。

 しかし、スーツ着て、しかもこの暑さで、ここだけの話、少しバテました。おやじだな~
 そこは、ほれ、若者のエキスをたっぷり吸い上げて、エネルギー全開!ただのエロじじいだ~
 まあ、ほんと若いってすばらしいですね。いろんな面で、新鮮でした。まだこだわるか。
 ここち良いゼネレーションギャップを感じました。ちゃんちゃん
 みんなチームワークも良く、すばらしく真面目で、将来が楽しみな学生さんばかりです
 色々な経験を積みながら、僕みたいなひねくれおやじにならないで、頑張ってもらいたいです
 卒業まで、大学生活を満喫して下さい~。ついでに卒業制作も参加できたら、いいな~ってか
 ホームページでも書いちゃった

 

 

メンズエステに挑戦~

2009-12-27

paris8

 ええ!仕事もしてないしオーディション受けるわけでもないのに!とお思いでしょうが~。何事もやってみるものです。  しかし、実際この年で、顔のしわを伸ばすとか、美白と言われても、無駄な抵抗のような気がしますが・・。それに、それでなくても貫禄がないのに、ツヤツヤの顔してたら、さらに下に見られかねません。

とかなんとか、ぶつぶつ言いながら、やりました。8週間!

 肌が白くなった?なんて、誰ひとり言わないし、誰も変化に気付きませんでした~。

 写真で見ると確かに、始めた頃に較べると、☆綺麗☆ですが、僕の周りにいる人は~~。爆

 と、ところがです。あるとき、モデルの女の子のお友達10人ぐらいにあるパーティーで会ったんですよ。

 そ、そしたら、

 「どうしたの?何か良い事あった??」

 「すっきりした顔してる」とか、「輝いてる」とか(かなりお世辞?)

 って言われたんですよ、びっくりですよ、

 彼女らはさすがプロですね。違いに気づいた訳ですね。驚

 まあ、僕にお世辞つかっても無意味なのは、彼女たちが一番知ってますから~

 とまあ、変なところで驚き、エステ恐るべしと思いました。

 思うにですね。顔というのは、薄皮一枚で、病気を防いだり、風雨に耐えてですね、寒いときも熱いときもむき出しなわけですよ。だから、肩が凝ったとか、腰が痛いとか言ってないで、まず顔のお手入れをする事は、美容と言うよりは、健康のために必要な事じゃないのかなって。漠然と感じました。かなり、リフレッシュしたかんじです。知らないうちに肌は、ストレスをためているのですね。

 おやじの顔を嫌がらず、エステしてくれた。エイミーさんありがとうございました。

 

 

俺にさわるな

2009-09-17

orenisawaruna

 ちょうど一年前ぐらい前、夏休みの頃(毎日休みですが)撮っていた映画が、公開される事になりました。関係者の方々の執念いえ、熱意と努力に驚くとともに大変感謝しています。

 構想何年だろう?随分昔から、たぶん東横線の桜木町駅が、なくなるという噂が流れてた頃だと思う。桜木町駅をはさんで、みなとみらい地区と野毛地区。全く雰囲気も歴史もなにもかも違う二つの地区。でも、時代は、もうすっかりみなとみらいに軍配が上がり、その象徴的事件が、東横線の桜木町駅からみなとみらい駅への移行だったと思う。

 そして、この忘れられかけている野毛地区を舞台にした映画を作ろうと、動き出した人達がいました。しかし、そこからが長いのです。二転、三転、・・・十転ぐらいしたかな?台本も何本か、読みました~。超ビックな脚本家がついた事もありました。下町ベンチャーズを作るから、ギターの練習をしてと言われたり。野毛動物園の象(企画中に死んでしまいました。)の飼育員をやるから見ておいて、と言われたり、饅頭屋の亭主をやるから、研究して、と言われたり。もはや、原型をとどめないというか、誰が言い出したのかさえ、怪しくなってきて、あきらめというか、もはや季節の挨拶ぐらいに風化してきた頃。

 突然、撮影を始めます。という便りが!

 でも、まあここまでくると僕の役は、もうないのでありますよ。それでも、お慈悲で、監督さんが呼んでくれて、みんなの反対を押し切って、強行的に参加させて頂きました。(誰がぁ、反対しとったんじゃあ~!)(失言です)皆さん、ありがとうございました。しかも、オーディションもなく参加です。

 確か、メールで僕が最後、迷っているようなら、無理して出演したいとは、思っていませんから。と送ったら、監督さんから、いえ、近藤さんでお願いします。という返事をもらったような?

 今思えば、ほんとうに参加させて頂いて、良かったです。監督さんに感謝感謝!

 とっても楽しかったし、キャラの濃い人達にいっぱい出会えたし。それはそれは、思い出深い作品になりました。しかも、半分あきらめていましたが(ごめんなさい)、公開されるとは!

 この野毛プロジェクトは、スタートを切ったばっかりだと思います。これからますます。何回も試行錯誤しながら、成長をしていくと思います。久々に、夢のある話じゃないですか~?

 較べたくないけど、ちまたに転がってる。横浜開港150周年にかこつけた映画とは、格が違うぜ!

 是非、応援をよろしく、お願いします。

 

 

 

 

手を怪我した

2009-05-31

honkon1 なんとも、不注意な話ですが、バイトで、手を切ってしまったです。トホホ
 左手の中指と薬指、あわせて10針ぐらい!うぇ~ん、痛いよ~。
 撮影とか入ってなくて良かった(全く心配ないから仕事してないから)!
 救急病院へ駆け込んで騒いだけど、運悪く外科医の先生が不在!しょうがないので、泌尿器科の先生が見ることに!綺麗な先生だったので、まあいいか(それで、納得していいのか?)縫うのは、女性のが丁寧かなと勝手に納得。
 そこへ、隣に急患が!しかも心肺停止状態!カーテン一枚越しに騒然とした雰囲気が!うぇー、痛い痛いと言ってられないね、こうなると。トホホ
 しかし、この先生全然動じる事なく、のんきな感じで、
「あぁ、こんな風に切れてるのね」とか
「ここ難しいんだよねぇ、無理だなぁ」なんて、独り言いいながら
 ニコニコして、処置してくてました。
「はいっ、終わり!月曜になったら、ちゃんと先生に見てもらってね」
 えっ?それって、月曜にだめじゃんと言われても手遅れでしょ??
しかし、先生のあまりに屈託のない笑顔に、なんか押し切られ納得して帰りました。
 傷口が綺麗に、縫えてる事を祈りつつ、不安で、痛くて眠れない週末です。
 でも、患者は、弱い立場だなと思いつつも、死ぬ瞬間は、あんな先生が、そばにいてくれた方が、しあわせかなぁ~と思いを巡らせる次第であります。
 まったく、個人的な話で、もうしわけありませんでした。

 

 

 

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